模擬国連での学生の活躍「チェンジ・ザ・ワールド」
毎年開催されるChange the World Model United Nations(CWMUN)ニューヨーク大会は、世界各国から数千人の学生が参加する国際的な一大イベントです。EUビジネススクール(以下、EU)は、そのイベントに近年は毎年参加しています。
今年は14名の学生がニューヨークの国連本部を訪れました。世界的な関心事について討論する機会があり、EUの学生は、総会、安全保障委員会、経済社会理事会など国連の内部を見学してきました。
国連本部では、討論やネットワーキングの機会を得て、国際的な仲間や要人の前で自分の意見を述べるという、一生に一度の貴重な体験を得ています。
CWMUNを通じて、学生は、地球温暖化と気候変動、水不足と衛生、平和と安全、人権、貧困と飢餓など、国際政治上の主要な問題について討論するよう招待されています。各委員会では、代表者が自国の立場から問題を議論し、解決策を検討するとともに、新たなアイデアや課題を生み出します。このような活動は、学生にとって非常に有益であり、実社会での経験を積むとともに、リーダーシップ、リサーチ、ライティング、スピーチスキル、問題解決の専門知識を身につけるのに役立っています。
今年は、ボリビアとアイスランドの国連委員会を代表する14名のEUビジネススクールの学生が参加しました。この共感と協力の訓練を通じて、学生たちは、努力と忍耐と準備のおかげで、決議案が受け入れられ、可決されるという成功を収めました。
学生たちは、このイベントの前に4カ月間、それぞれの委員会の機能を学び、担当する国についての知識を集めました。過去の決議案を個人的に研究し、CWMUNの主催者や以前このモデルに参加した学生ボランティアによるトレーニングを受けることで、EU代表団は驚くべき結果を得ることができました。
EUから参加した優秀な学生たち
ハーバード大学、ミラノ工科大学、ルイジ・ボッコーニ大学、ジュネーブ大学、コペンハーゲン大学、コベントリー大学、シドニー大学といった一流大学の代表者たちとの厳しい競争にもかかわらず、本学の学生が参加した6つの委員会のうち、5つの賞を獲得したことを発表されました。
EUの学生が受賞したのは以下の通りです。
安全保障理事会UNI 1委員会
バルセロナ校のCarolina FoxとCamilla BrignoliがBest Position PaperとHonorable Mentionを授与
安全保障理事会UNI 2委員会
スイス校のFatma YavuzとCecile NicoletはDaisのHonorable Mentionを授与
ミュンヘン校のポリーナ・ナザロワとモントルー校から参加したキャロライン・バヤニが連携してベストポジションペーパー賞を獲得
世界保健機関委員会
ガブリエラ・トンベンとミハイロ・ポマザンが委員長から奨励賞を授与
国連環境プログラム
ジヒ・ジョンとグラム・ハチャプリゼが奨励賞を獲得
EUビジネススクールの代表者の皆さん、この大成功を心からお祝い申し上げます!
また、2017年に代表としてCWMUNに参加したEUビジネススクール卒業生デニス・ロイトウィラーに特別な感謝を捧げたいと思います。彼はその後、将来のデリゲートのコーチを務めるとともに、2018年と2019年のCWMUN会議にボランティアとして参加しました。今年は軍縮・国際安全保障総会第一委員会のディレクターとして参加しています。
会議以外では、エンパイアステートビルや自由の女神などの世界的に有名な観光地や、チャイナタウン、リトルイタリー、ソーホーなどの多様な文化圏を訪れ、活気あふれるニューヨークの街を探索しました。その様子はこちらでご覧ください。
参考:Student Success at Change the World Model United Nations